過剰な難癖力

選挙にはいかないし、小泉進次郎さん(漢字間違ってたらすいません)のことはどちらかというと胡散臭く思っているが、彼のセクシー発言でダメ出しをしている人はどうしようもないと思う。

気候変動に取り組むのがCoolでSexy、英語での表現であれば何の問題もない。別に日本語で使っても、多少の違和感を残す可能性はあるけど、わざわざ上げ足を取るようなことではない。

だが、残念ながら、日本のマスコミは、そしてマスコミがターゲットにするマス層はこれが気になるみたい。野党も政策での論争が出来ないものだから失言探しに躍起になっているのでしょうか。

多少表現がイマイチだろうが、その発言によって誰かを致命的に傷つけたりするのでない限り、何を成すかということの方が圧倒的に重要だ。

日本人のクレームする力というか、自分或いは世の中(の弱者、無知、不満分子)への忖度への期待度の向上には目を見張るものがある。本質論から外れてどうでもいいことにフォーカスしすぎるのはそろそろやめよう。そして、クレームをつけられた企業なども、この意見は無視します、と堂々と公表するようになったらいいと思う。

ま、でも、国民の平均に照準を合わせるとこういう結果に、社会になっちゃいますよね。この国の行く末が思いやられます。